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【WIRELESS JAPAN 2006】
ノキア・ジャパンのマクギー社長、同社の端末戦略を紹介

ノキア・ジャパンのマクギー社長

ノキア・ジャパンのマクギー社長

ノキアは世界トップテンに入るブランド力を持つとアピール

ノキアは世界トップテンに入るブランド力を持つとアピール
 21日、WIRELESS JAPAN 2006でノキア・ジャパン代表取締役社長のタイラー・マクギー氏が「“モビリティ”の新たな時代の到来に向けたノキアのモバイル・コミュニケーション戦略」と題する講演を行なった。

 語られた内容は、6月下旬に報道関係者向けに行なわれたプレゼンテーションや香港、シンガポールでのプライベートイベントでの講演とほぼ同じ。まず同氏は、ノキア全体について、世界で8億人のノキアユーザーが存在することやトヨタやコカ・コーラなどと並ぶ人気ブランドであることなどを紹介した。また、W-CDMA市場が2004年から2005年にかけて24%成長したのに対し、ノキアは同時期に28%の成長を遂げており、2Gだけではなく3Gでも、その業績が順調に推移しているとした。

 マクギー氏は、ノキアの全体的な製品戦略として、「Live」「Connect」「Achieve」「Explore」の4ジャンルを定義し、それぞれに向けた携帯電話を提供していることを説明した上で、「Liveはユーザーの個性を拡張させるような製品、いわばデザインとスタイルに注力したもの。Connectは進化したシンプルさを特徴としている。Achieveは、Eシリーズが該当製品となり、よりスマートなビジネスソリューションを提供する。そして、Exploreはノキアがテクノロジーリーダーシップを牽引していく製品でNシリーズがあてはまる」と語った。

 同氏は「ネットは、Web2.0と呼ばれるように変化が起こっている。また、コンピュータも進化を遂げている。両方をサポートするマルチメディアコンピュータとしてNシリーズは展開しており、既に500万台以上販売されている。2008年には、この市場が2億5,000万台規模になるだろう」と述べた。

 日本市場への取り組みに関連して、マクギー氏は、ボーダフォン向けの804NK(N71)と、今秋にもボーダフォン向けに供給されるE60およびE61を簡単に紹介し、「ノキアは今後も日本向け端末を拡大していく」と述べ、講演を終えた。


2004年から2005年にかけての成長率を紹介 ノキア製品は4ジャンルで展開
2004年から2005年にかけての成長率を紹介 ノキア製品は4ジャンルで展開

Nシリーズを「マルチメディアコンピュータ」として紹介した Nシリーズのようなマルチメディア端末の市場規模
Nシリーズを「マルチメディアコンピュータ」として紹介した Nシリーズのようなマルチメディア端末の市場規模

日本市場での製品展開についても紹介された
日本市場での製品展開についても紹介された


URL
  ノキア・ジャパン
  http://www.nokia.co.jp/
  WIRELESS JAPAN 2006
  http://www.secretariat.ne.jp/wj2006/

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(関口 聖)
2006/07/21 19:07

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