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PTVは、プッシュ・トゥ・トーク（PTT）の技術を応用したもので、複数のユーザーがリアルタイムで動画を共有したり、テレビ電話会議が行なえる仕組み。インスタントメッセンジャーのような機能も備えており、コンタクトリストには、「登録したユーザーが着信可能かどうか」というステータスが表示される。着信可能なユーザーをコンタクトリストから選択すれば、すぐにテレビ電話をかけられる。LGでは、PTVを「3G時代のキラーアプリケーション」と位置づけ、将来的には1xEV-DO端末の標準機能にしていく考え。「U8300」は、2005年後半に出荷予定。
もう1つの目玉は、こちらも「世界初」をうたう、地上デジタル放送対応端末「LT1000」だ。自社製の携帯電話システムと地上デジタル放送の半導体を1チップにした部品を採用。これにより軽量化、小型化を図っている。QVGAサイズの液晶ディスプレイ、1.3メガピクセルカメラ、MP3プレーヤー機能も搭載。カメラや音楽再生機能を利用しながら、地上デジタル放送の受信と電話の発着信が可能だという。参考出品により出荷時期は未定とのこと。 このほか、W-CDMA/GSM対応端末の最新モデル「U8120」「U8138」「U8210」や、自動車内に設置してBluetooth対応の携帯電話を操作できるバックミラー、International CESでも見られたゲーム機能に強い「SV360」、キーボード搭載の「F9100」などが展示されていた。全体的には勢いに乗る韓国メーカーらしく、コンセプトの新しい製品を中心にした展示だったと言えるだろう。
■ ＵＲＬ LG電子（英文） http://www.lge.com/ 3GSM World Congress 2005（英文） http://www.3gsmworldcongress.com/2005/ ■ 関連記事 ・ 世界最大級の携帯関連イベントが14日開幕 （伊藤 大地） 2005/02/17 12:13 | |||||||||||||||||||||
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