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試作の端末は、海外向けのGSM端末「S700」をベースにしたもので、地上デジタル放送の受信を再現したデモが行なわれていた。また、MPEG-4方式とH.264方式の映像が流れるディスプレイが展示され、地上デジタル放送で採用されるH.264の動画とMPEG-4の動画が比較できるようになっている。
同ブースでは、携帯電話型1セグメント放送受信端末のコンセプトモックも展示。コンセプトモックは「CONCEPT 3w」「CONCEPT G」の2種類。「CONCEPT 3w」は3段階に変形できる端末。全画面ディスプレイを回転させれば折りたたまれたQWERTY配列のフルキーボードを展開できる。 もう一方の「CONCEPT G」は、メガネをモチーフにしたユニークなデザインの端末。近接視聴が可能な液晶ディスプレイを2つ搭載し迫力の映像を楽しめるほか、アームに内蔵されたスピーカーで臨場感のあるサウンドが楽しめるようになっている。
このほか、同ブースでは3.8インチの有機ELを搭載したCLIE「PEG-VZ90」を展示している。高い色再現性をアピールする動画のデモが行なわれていたほか、従来のCLIE「PEG-TH55」を展示し、液晶に比べて鮮やかな画面表示ができる有機ELの特性をアピールしていた。
■ ＵＲＬ CEATEC JAPAN 2004 http://www.ceatec.com/ ソニー http://www.sony.co.jp/ ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ http://www.sonyericsson.co.jp/ （太田 亮三） 2004/10/06 18:34 | ||||||||||||||||||||
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