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三洋電機のブースでは、現在製品化されているPHSの基地局のほか、実機の展示はないが、最大通信速度1Mbpsの高速通信を実現する評価機のイメージも展示されていた。 今回紹介された評価機は、現時点で最大１Mbpsのデータ通信が可能となっているが、同社では最大で２Mbpsの通信速度を目標にしているという。PHSの用途が音声通話からデータ通信に移行し、高速なモバイルデータ通信の需要が高まりつつある。同社スタッフによると「これまでPHSを使ったデータ通信では、動画などのデータを扱うには厳しいものがあった」が、同製品では「モバイル環境でも充分に動画データを見ることができる」ようになっているとのこと。導入時期などは、キャリアとの話し合いの段階としている。 なお実機が展示されている現行製品は、IMT-2000システムとの干渉を低減させるなどの特徴がある。
・ CEATEC JAPAN 2002 http://www.ceatec.com/ ・ 三洋電機 http://www.sanyo.co.jp/ ・ 三洋、J-SA51の実機を展示 （津田 啓夢） 2002/10/03 21:25 | ||||||
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